CRAFTSMANSHIP / HYBRID METHOD

「手切り」vs「プレカット」:
インターリンクが両方を使い分ける理由

デジタルの正確無比な裁断と、職人の指先が成す繊細な「巻き込み」。相反する二つの技法を融合させた、インターリンク独自の最適解。

高級車のプロテクションフィルム施工において、常に議論の的となるのが「プレカット(DAP)」と「手切り(バルク施工)」のどちらが優れているかという論争です。しかし、数多のスーパーカーと向き合ってきたインターリンクの結論はシンプルです。「どちらも正解であり、どちらかだけでは不十分である」ということです。

Craftsman hands working on a car

二つの技法のメリットを最大化する

私たちは、それぞれの技法の長所を完璧に理解し、一台の車両の中で部位ごとに使い分けています。それは、オーナー様の「刃物を近づけてほしくない」という安心感と、「フィルムの端を一切見せたくない」という美学の両立を意味します。

プレカット(DAP)

【利点】安全性と再現性
ボディに刃を当てるリスクをゼロに抑え、複雑なエンブレム周りやダクト内の形状をミリ単位で再現。データの正確さが「安心」を保証します。

手切り(カスタム)

【利点】美しさと守護力
フィルムをあえて大きめに切り出し、パネルの裏側まで「巻き込む」ことで、フィルムの端(エッジ)を視界から消し、汚れの蓄積を防ぎます。

なぜ「融合」が必要なのか:長野特有の理由

特に私たちが拠点を置く長野県では、冬の融雪剤や厳しい寒暖差がフィルムに大きな負荷をかけます。プレカットそのままの施工では、パネルの端にわずかな隙間が生じ、そこから融雪剤の成分が侵入して剥がれの原因になることがあります。

そこでインターリンクでは、DAPのデータをベースに「巻き込みしろ」を独自のノウハウで追加。データによる正確なフィッティングを活かしつつ、職人が手作業でエッジを裏側へ封じ込める。このハイブリッド施工こそが、過酷な環境下でも剥がれにくく、かつ「貼っていることがわからない」極限の美しさを生むのです。

「車を解体しない」というこだわり

手切り派の中には、エッジを隠すためにバンパーやライトを無理に脱着する店もあります。しかし私たちは、新車時のチリ(建付け)の精度を最も重視します。可能な限りパーツを外さず、DAPの精密データと高度な手切り技術を駆使して「隙間」を埋める。これこそが、整備士資格を持つスタッフが揃うインターリンクのプライドです。

デジタルがもたらす「絶対的な安全」と、アナログが宿す「情熱的な美」。この二つが交差する瞬間に、あなたの愛車は唯一無二の芸術品へと昇華されます。

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